「最近の学び」 ひとりごアート
久しぶりの、ひとりごアート。（独り言とアートを合わせた僕の勝手な造語です）
最近の僕は、知への欲望がとまらない笑。
今日も、夢でうっすらと知識を得たい衝動に駆られて早目に起きることとなった。
最近は、歴史にどっぷりはまってます。
もともとは、数ケ月前のロシアによるウクライナへの侵略戦争の報道のされかたに疑問を持ったところから、ロシアへの関心がはじまりました。
以前から、メディアの偏った報道のされ方は十分に感じていましたが、戦争報道は偏った表面的な視点が目立ち本質的ではなく、誰が悪いということで終わらせて、何の反省も学びも無いことを強く感じてました。この歳になってようやく、ＮＥＷＳは目次的に扱うもので、自分で学びを深めるものである。という事に気づきました。
（今更かよ！という感じですが）
僕が知りたいのは、「ありのままの事実」と「何故そのようなことになったのかの歴史的なことを含めての原因」と「現時点における環境・関係性」です。
この観察の力は、クリエイターや建築家には必須の力であり、まずは常にフラットな目でインプットすることを意識しています。（建築家として長く訓練を続けてきたことでもあります）
この情報の取り入れ方がとても重要であり、この力こそが、オーナーらしい建築や地域らしい建築、独自性をもった思想の表現ができると考えています。
結局、ロシアの事を知る為に、日露戦争まで学びをさかのぼり、日本の朝鮮や台湾侵略、バルチック艦隊と東郷ターン（東郷平八郎）、次の第一次世界大戦も知りたくなり、モンゴルのタタールによる侵略、東スラブ人といった民族について、信仰というように、自分でもヤバイと思いながら学んだ。当然、ソビエト連邦となればレーニンにつながり、社会主義共和国を知る為に、マルクスとエンゲルスの思想へと学びがつながっていった。
正直、無茶苦茶長かった！結局、数か月間、休みの日と平日の夜はロシア漬でした。笑
そして、昨日ようやくロシアとウクライナについての学びを一区切りです。（資本論が意味不明なので正直嫌気がさしました笑）
事実・背景のインプットを行いながら自分の考えも整えていますが簡単なことではありません。言えることは、学ぶ前と後では全く違う世界が見えてくるということが重要です。
＊誤解があるといけないのでお伝えしますが、僕はコミュニストではありません。（政治的思想は恥ずかしいくらい持っていません。あくまでフラット目線です）
フラットな目で物事を認識する能力を持つということは、最初は意識と努力が必要です。
僕には、高校３年と中学３年の息子がいますが、子供が小さい時から伝えてきたことは、ひとつのモノを見たり・聞いたりする時には、いくつもの視点を持つことの大切さです。
小学生からずっと、偏った考えではいけないと言い続けてきました。結果、先日嬉しいことがありました。高校３年息子の面接の練習の答えの中で、僕が伝えてきたことを自分なりの言葉で答えてきました。ビックリです。伝わっていたことにとても嬉しかったです！（ある種の洗脳かもしれませんが笑）大切で重要な能力を身に着けてくれていることに息子ながら尊敬の眼差しです。物事を俯瞰でみることや、その人の立場にたって考えられること、周囲の人の立場で考えることもでき、歴史や未来といった異なる時間からも考えることが可能になってきます。人種差別やいじめもなくなりますね。さらに、感受性もますます豊かになると思います。
今回のひとりごアートでは、観察や認識のやりかたをとても重要と考えていて、それを実行しようとすると、バイアスのかかっていない情報収集が必要ということを言いたかったです。
設計依頼の初面談で僕はあまり自分の宣伝をしないで、ただ対話を愉しむという姿勢をとっているのはこういう考えからきています。何気ない話の中にこそ、その人らしいものがあると感じていて、抽出しようとしています！基本の姿勢は、多くの視点を持ち、建築のあり方・つくられ方を常に考えています！僕にとっての観察行為は、クリエイティブな芸術活動の一部なのです。
PS因みに早く目が覚めたのはダーウィンの「種の起源」（モノをみる時の観察のしかた）が何となく気になっているからです。終わったと思ったら次が始まりそうです、なんか楽しい～笑
インスタアカウント kajiuraarchitect
＜愛知県＞名古屋市・尾張旭市・岡崎市・西尾市・高浜市・刈谷市・東海市・犬山市・小牧市・一宮市・稲沢市・春日井市・北名古屋市・江南市・扶桑町・あま市・津島市・日進市
＜岐阜県＞岐阜市・羽島市・大垣市・本巣市・山県市・養老町・郡上市・岐南町・海津市・各務原市・美濃加茂市・御嵩町
＜三重県＞桑名市・四日市市
＜福井県＞越前市・福井市
＜富山県＞射水市
＜東京都＞江東区
＜海外＞中国上海・中国張家港
にて新築工事・リノベーションの設計・監理の実績。
