敷地の声を素直にきいて配置する 山灯の家

  • 岐阜県美濃加茂市

母屋や倉庫等を持つ敷地に子夫婦のための住宅を計画した。あたりは農地と住宅が点在するのどかな場所である。あたりよりも少し高い位置にある敷地は北側に山、南側に田んぼがあり、風や光を不自由することなく得ることができる。
南側の玄関から通り土間を通してシンボルツリーを眺め、視線の伸びる南側にLDKを配置した。南北に窓を設けることで風の抜けを確保することができる。通り土間を介して和室を配置しており、客間のような使い方をしながらも、それぞれの引き戸を開け放てば、一体空間として使うこともできる。
自然とは素直なもので、季節の変化は風の温度、植物の色で知ることができる。そういった温度で季節を体感し、四季の変貌の美しさを見ることはこういった場所に建つ家ならではであり、その土地の特徴をつかむことが家のポテンシャルを引き出すことでもある。

山灯の家

母屋や倉庫等を持つ敷地に子夫婦のための住宅を計画した。あたりは農地と住宅が点在するのどかな場所である。あたりよりも少し高い位置にある敷地は北側に山、南側に田んぼがあり、風や光を不自由することなく得ることができる。
南側の玄関から通り土間を通してシンボルツリーを眺め、視線の伸びる南側にLDKを配置した。南北に窓を設けることで風の抜けを確保することができる。通り土間を介して和室を配置しており、客間のような使い方をしながらも、それぞれの引き戸を開け放てば、一体空間として使うこともできる。
自然とは素直なもので、季節の変化は風の温度、植物の色で知ることができる。そういった温度で季節を体感し、四季の変貌の美しさを見ることはこういった場所に建つ家ならではであり、その土地の特徴をつかむことが家のポテンシャルを引き出すことでもある。

関連する建築事例 / Related Works