先日、ある知人からこんな言葉をいただきました。「梶浦さんのホームページを見ると、住宅もあればオフィスもある。クリニックもあれば宿泊施設もあれば古民家再生もある。何が専門なのですか?」確かにそう見えるかもしれません。
住宅設計。オフィス設計。クリニック設計。店舗設計。宿泊施設設計。古民家再生。遊休資産活用。
一般的には、それぞれ別の専門分野として語られます。しかし私たちの中では、すべて一本の線でつながっています。私たちが向き合っているのは用途ではありません。私たちが向き合っているのは、「人と社会の未来を支える空間」です。人が集まる場をつくっています。
建築は単なる建物ではありません。人が集まり、働き、暮らし、学び、治療を受け、事業を育て、地域との関係を築く場所です。だから私たちは建築を用途で分類しません。
住宅も。オフィスも。クリニックも。古民家も。店舗も。宿泊も。寺院も。すべて社会を支える資産です。
私たちは建築を、「社会資産をつくる仕事」だと考えています。
日本は大きな転換点を迎えています。
人口減少。少子高齢化。人材不足。採用難。地域経済の縮小。空き家問題。遊休不動産の増加。医療従事者不足。これらは社会課題として語られています。しかし私は、空間もその解決の一端を担えると考えています。働きたくなるオフィス。地域に愛されるクリニック。人が集まる商業施設。挑戦が生まれる古民家。価値を生み出す遊休資産。空間には人の行動を変える力があります。そして人の行動が変われば、組織も変わり、地域も変わります。
2001年に設計事務所を設立しました。そして独立直後、自邸の木造住宅を建てました。住まい手の気持ちを理解したかったからです。土地探し。住宅ローン。予算との葛藤。家族との対話。完成後の暮らし。設計者ではなく施主として住宅づくりを経験しました。そして25年間で約100件に及ぶ住宅設計に携わってきました。住宅は私の原点です。
【実例】逍遥庭園の家 – 一宮市、名古屋、愛知、岐阜、三重で注文住宅、新築、リノベーションなら建築家 梶浦博昭環境建築設計事務所
2022年。私は廃業した築70年の繊維工場を再生しました。そして、シェアオフィス・カフェ・ショールームを備えた拠点「森と川に咲く花」を立ち上げました。それは建築作品をつくるためではありません。経営者の立場を理解したかったからです。集客。資金計画。維持管理。テナント募集。事業運営。経営者には図面だけでは解決できない課題があります。私はその現実を自分自身で体験したかったのです。
私は昔から、まず自分でやってみることを大切にしてきました。住宅を語るなら自ら建てる。古民家再生を語るなら自ら再生する。事業空間を語るなら自ら運営する。だから私は、設計者である前に、共に悩み、共に考える経営者のパートナーでありたいと思っています。
近年、多くの企業が採用と定着に苦戦しています。私はオフィスを、単なる執務空間だとは考えていません。空間が変わると会話が変わります。会話が変わると組織が変わります。組織が変わると企業文化が変わります。そして企業文化は、企業の未来そのものです。オフィスはコストではなく、未来への投資だと考えています。
患者さんは病気だけでなく、不安や緊張も抱えて来院します。その時、空間は言葉以上の力を持ちます。自然光。木の温もり。静かな音環境。分かりやすい動線。こうした積み重ねが安心感を生みます。私はクリニック設計を、地域医療を支える環境づくりだと考えています。
空き家。空き店舗。老朽化した工場。それらは問題ではありません。可能性です。建物を壊して終わるのではなく、活かして未来につなぐ。そこから新しい事業が生まれ、雇用が生まれ、人が集まり、地域経済が循環する。私は建築に、地域を再生する力があると信じています。
ありがたいことに、これまで国土交通大臣賞を受賞し、商業空間では商環境デザイン賞を受賞することができました。しかし私が本当に大切にしているのは賞ではありません。人が豊かになったか。企業が成長したか。地域が元気になったか。建築の価値は完成した瞬間ではなく、完成後の未来にあります。
私たちは大きな組織ではありません。だからこそ、初回相談から設計、現場監理まで、独立25年の経験を持つ一級建築士である私自身が直接関わります。経営者の言葉を理解できる建築家として。地域の未来を考える建築家として。そして空間戦略家として。建物だけではなく、その先にある未来まで一緒に考えます。
住宅も。オフィスも。クリニックも。古民家再生も。遊休資産活用も。私の中ではすべて一本の線でつながっています。それは、「空間によって人と社会を豊かにする」という思想です。建築とは箱ではありません。人生を支える力です。企業を成長させる力です。地域を元気にする力です。私はこれからも空間戦略家として、人生と事業と地域の未来を設計していきたいと思います。
私は建物の相談を受ける前に、まず「なぜその計画を考えたのか」をお聞きします。社員が集まるオフィスをつくりたい。地域に愛されるクリニックをつくりたい。古民家を活かして新しい事業を始めたい。遊休資産を未来へつなげたい。その想いの中に、本当に必要な空間の答えがあるからです。もし今、建物のことだけではなく、事業のこと。地域のこと。未来のこと。そんなことまで一緒に考えられるパートナーを探しているなら、ぜひ一度、想いを聞かせてください。そこから新しい未来が始まるかもしれません。
事業の成長につながる空間戦略について、ご相談を承っております。
・店舗、宿泊施設、オフィス、クリニックの再構築
・新規事業における空間戦略
・既存施設の価値向上
・体験価値を収益につなげるには、空間全体の設計が重要になります。こちらで整理しています。https://kajiura-a.com/archives/blog/19754
・設計事務所の選び方 紹介で25年つづいてきた理由。こちらで整理しています。https://kajiura-a.com/archives/blog/19721
・選ばれ続ける空間ブランディング、経営戦略。こちらで整理しています。https://kajiura-a.com/archives/blog/19737
・問い合わせ https://kajiura-a.com/contact/
梶浦博昭環境建築設計事務所 https://kajiura-a.com/ 『空間 × 感性 × 経営』
~ 見えない価値を、設計する~【名古屋・愛知・岐阜・三重を中心に25年の実績】
建築家 梶浦博昭|note インスタ kajiuraarchitect
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<京都府>京都市
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<福岡県>福岡市・北九州市
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<海外>中国上海・中国張家港
にて新築工事・リノベーションの設計・監理の実績。
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