檜の木篭

檜の木篭

檜の木篭が完成しました。
数週間前試作をつくり、制作の難しさを身をもって体験したので、
「木で編む」というコンセプトを少し残しながらも制作の容易さをとりいれました。
~東濃檜の材で、木の篭を編み、空間を生みだすことで、ひとを包む場~
内部にはいると、とても気持ちがよいです。
木を編みながら膨らみをもたらすことでの安心感は想像以上のものでした。
東白川村のシンク、桂川社長、土井副社長、村雲大工、本当にご協力いただき感謝しています。

10/29はひつじサミット尾州のひとつの会場が、僕の事務所/森と川に咲く花で行われます。
ここで、この檜の木篭に、一宮市の地場産業である尾州100%ウールを纏います。
ウール代だけでも100万以上の価値。とはいえ、ハギレ材をつかい、通常捨てているハギレ材の再利用という環境問題に取り組んだメッセージのあるアート作品という意識でもあります。
今回は、木材X繊維のコラボでもあり、間伐材の檜の胴縁材(流通材)X繊維のハギレ材といった、決して主役や王道ではないモノをデザインすることで、生まれる価値が大きく変化し、面白い表現ができたと思っています。(写真は木組状態のもの、現在、隙間時間でウール纏いを制作中)

その後の使い方としては、瞑想の間や、読書の間、ZOOMの間、エステの間といった機能をあえて限定しないで、利用していきたいと思っています。
実務の仕事ばかりではなく、今後は、建築家としてこのような提案も自発的に行っていきたいと思っています。
少なくとも、周囲の友人は面白がってくれているので、僕は満足感でいっぱいです!

今回はハギレ材利用という問題に取り組みましたが、他業種におきましては、ざまざまな問題があると思います。
そういった問題を建築家とともに、アイデアを出合いポジティブに社会に発信していけると楽しいですね。
一緒にコラボしたいと思われましたら、ぜひ、ご連絡ください。いつでも、お待ちしています!

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にて新築工事・リノベーションの設計・監理の実績。

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