愛知県一宮市に計画したサンウェイ本社。 来客に企業の姿勢を伝える1階と、技術や集中を守る2階。会社のすべてを開くのではなく、「見せる場所」と「守る場所」を分けることから本社建築を考えました。 サンウェイ本社 企業の「見せる」と「守る」を設計するオフィス 名古屋・愛知・一宮・岐阜

  • 愛知県一宮市

【会社は、すべてを見せればいいのだろうか】
本社を新しくすると、明るくしたい。開放的にしたい。社員同士が交流できる場所にしたい。という話が出ます。しかし、企業には外へ伝えたいものがある一方で、集中して仕事をする場所や、簡単には見せられない技術や情報もあります。そこでこの本社では、「開くか、閉じるか」ではなく、何を開き、何を守るのかから考えました。
【1階は、会社を伝える場所】
1階は、来客との接点となる「営業の場」として計画しています。会社を訪れた人は、会議室だけを見ているわけではありません。人がどう働いているか。どんな空気が流れているか。社員同士がどんな距離でいるか。そのすべてから、会社を感じ取ります。だから、企業の姿勢を言葉だけで説明するのではなく、働く場所そのものから伝わる本社を目指しました。
【2階は、技術と集中を守る場所】
一方、2階は技術のための場所です。高度な仕事ほど、常に人の出入りがある環境が良いとは限りません。来客との接点と、集中する場所を分ける。それによって、外部との関係を持ちながら、仕事に必要な静けさや機密性も守ることができます。交流することと、集中することは、どちらかを選ぶものではない。両方が必要だからこそ、建築で居場所を分けました。
【キッチンは、休憩のためだけにつくらない】
1階には、キッチンとテーブルを設けています。そこは単なる休憩スペースではありません。飲み物を取りに来る。誰かと顔を合わせる。少し話す。予定された会議ではない、小さな会話が生まれる。仕事には、そうした偶然の時間もあります。効率のために無くしてしまいがちな余白が、実は会社をつないでいる。オフィスには、そんな場所も必要だと考えました。
【深い庇が、建築に落ち着きをつくる】
外観には深い庇を設け、光を調整しています。本社だからといって、強い形で目立たせる必要はありません。光を受け止め、陰影をつくり、人を迎える。建築が過度に主張しないことで、企業としての落ち着きや品格が生まれます。目立つ本社ではなく、信頼を感じる本社へ。外観もまた、会社の姿勢を伝える場所です。
【オフィスの問題は、面積不足だけとは限らない】
経営者から見ると、会議室が足りない。席が足りない。収納が足りない。といった問題は見つけやすいものです。しかし、本当に見直すべきなのは、誰と誰が出会うべきなのか。どこでは集中すべきなのか。何を来客に見せるのか。何を社員だけのものとして守るのか。といった、会社の関係性そのものかもしれません。サンウェイ本社では、その関係を読み解いた結果として、1階と2階の役割を分けました。
【本社を建てることは、会社を見直すことでもある】
本社を新築・改修する機会は、単に古くなった建物を更新する機会ではありません。自分たちの会社は、何を大切にしているのか。何を外へ伝えたいのか。どんな仕事は守る必要があるのか。社員には、どんな関係で働いてほしいのか。そこを問い直す機会でもあります。建物の形を考える前に、会社の中にある「見せるもの」と「守るもの」を見つける。それを建築として整理することも、梶浦博昭環境建築設計事務所が考えるオフィス設計・本社建築・空間ブランディング・空間戦略です。
名古屋・愛知県・岐阜県・三重県で、本社・自社ビル・オフィスの新築や改修をお考えでしたら、レイアウトを決める前の段階からご相談ください。良い本社は、会社を大きく見せる建築ではなく、その会社らしさを正しく見せる建築だと考えています。

サンウェイ本社 企業の「見せる」と「守る」を設計するオフィス 名古屋・愛知・一宮・岐阜

【会社は、すべてを見せればいいのだろうか】
本社を新しくすると、明るくしたい。開放的にしたい。社員同士が交流できる場所にしたい。という話が出ます。しかし、企業には外へ伝えたいものがある一方で、集中して仕事をする場所や、簡単には見せられない技術や情報もあります。そこでこの本社では、「開くか、閉じるか」ではなく、何を開き、何を守るのかから考えました。
【1階は、会社を伝える場所】
1階は、来客との接点となる「営業の場」として計画しています。会社を訪れた人は、会議室だけを見ているわけではありません。人がどう働いているか。どんな空気が流れているか。社員同士がどんな距離でいるか。そのすべてから、会社を感じ取ります。だから、企業の姿勢を言葉だけで説明するのではなく、働く場所そのものから伝わる本社を目指しました。
【2階は、技術と集中を守る場所】
一方、2階は技術のための場所です。高度な仕事ほど、常に人の出入りがある環境が良いとは限りません。来客との接点と、集中する場所を分ける。それによって、外部との関係を持ちながら、仕事に必要な静けさや機密性も守ることができます。交流することと、集中することは、どちらかを選ぶものではない。両方が必要だからこそ、建築で居場所を分けました。
【キッチンは、休憩のためだけにつくらない】
1階には、キッチンとテーブルを設けています。そこは単なる休憩スペースではありません。飲み物を取りに来る。誰かと顔を合わせる。少し話す。予定された会議ではない、小さな会話が生まれる。仕事には、そうした偶然の時間もあります。効率のために無くしてしまいがちな余白が、実は会社をつないでいる。オフィスには、そんな場所も必要だと考えました。
【深い庇が、建築に落ち着きをつくる】
外観には深い庇を設け、光を調整しています。本社だからといって、強い形で目立たせる必要はありません。光を受け止め、陰影をつくり、人を迎える。建築が過度に主張しないことで、企業としての落ち着きや品格が生まれます。目立つ本社ではなく、信頼を感じる本社へ。外観もまた、会社の姿勢を伝える場所です。
【オフィスの問題は、面積不足だけとは限らない】
経営者から見ると、会議室が足りない。席が足りない。収納が足りない。といった問題は見つけやすいものです。しかし、本当に見直すべきなのは、誰と誰が出会うべきなのか。どこでは集中すべきなのか。何を来客に見せるのか。何を社員だけのものとして守るのか。といった、会社の関係性そのものかもしれません。サンウェイ本社では、その関係を読み解いた結果として、1階と2階の役割を分けました。
【本社を建てることは、会社を見直すことでもある】
本社を新築・改修する機会は、単に古くなった建物を更新する機会ではありません。自分たちの会社は、何を大切にしているのか。何を外へ伝えたいのか。どんな仕事は守る必要があるのか。社員には、どんな関係で働いてほしいのか。そこを問い直す機会でもあります。建物の形を考える前に、会社の中にある「見せるもの」と「守るもの」を見つける。それを建築として整理することも、梶浦博昭環境建築設計事務所が考えるオフィス設計・本社建築・空間ブランディング・空間戦略です。
名古屋・愛知県・岐阜県・三重県で、本社・自社ビル・オフィスの新築や改修をお考えでしたら、レイアウトを決める前の段階からご相談ください。良い本社は、会社を大きく見せる建築ではなく、その会社らしさを正しく見せる建築だと考えています。

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