岐阜県美濃加茂市、母屋や倉庫のある敷地に建つ子世帯の注文住宅。北の山、南の田園、風の通り道を読み、通り土間、和室、LDKをつなぎながら、その土地の自然を素直に暮らしへ取り込んだ住まいです。 山灯の家|親の敷地に建てる、田園風景と通り土間のある住まい|美濃加茂・岐阜・名古屋・愛知

  • 岐阜県美濃加茂市

【親の敷地に家を建てるとき、空いている場所に置くだけではない】
岐阜県美濃加茂市に計画した「山灯の家」。母屋や倉庫などがすでに建つ敷地に、子夫婦のための新しい住まいを計画しました。親の敷地に家を建てる場合、建てられる場所だけを見て配置を決めてしまうと、母屋との距離や動線、庭、周囲の景色を十分に生かせないことがあります。山灯の家では、まず敷地全体を見ました。既存の母屋や倉庫。北側の山。南側に広がる田んぼ。土地の高低差。光の入り方。風の通る方向。新しい住宅だけを考えるのではなく、すでにその場所にあるものとの関係から配置を決めています。
【北の山と南の田園を、住まいの軸にする】
敷地は周囲より少し高い位置にあり、北側には山、南側には田園が広がっています。建物に囲まれた都市部とは異なり、光や風、遠くへの視線を得やすい土地です。そこで、南側の伸びやかな方向へLDKを配置しました。大きな窓をつくること自体が目的ではありません。どちらへ視線を伸ばせば、この土地らしい風景が見えるのか。どちらから風を取り込めるのか。その土地が持っている条件を読み取り、日常の居場所へ結びつけています。
【通り土間の先に、シンボルツリーを置く】
南側の玄関から入ると、通り土間の先にシンボルツリーが見えます。玄関を単なる出入口にせず、外から室内、庭へと視線が続く場所にしました。通り土間は、住宅の中と外をつなぐ中間的な空間です。靴を脱ぐ。人を迎える。庭を見る。隣の和室へ入る。昔の日本住宅にあった土間の考え方を、現在の暮らしに合わせて使っています。
【和室は、客間にもLDKの一部にもなる】
通り土間を介して和室を配置しています。普段は独立した客間として使うことができます。一方で、引き戸を開け放てば、通り土間やLDKとつながる一体的な空間になります。来客時には落ち着いた一室。家族が集まるときには、大きな居場所の一部。用途を一つに固定せず、暮らしに応じて使い方を変えられる住まいとしました。
【南北の窓で、風の通り道をつくる】
山灯の家では、南側だけに窓を集めているわけではありません。南北の両方向に開口を設け、家の中を風が抜けるようにしています。南から北へ。北から南へ。風の方向は季節や時間によって変わります。土地にある風を遮るのではなく、その流れを建物の中へ受け入れる。通り土間や開口の配置も含めて、住宅全体を風の通り道として考えています。
【自然を生かす家は、自然風に見せる家ではない】
「自然を生かした家」というと、木を多く使ったり、庭をつくったりすることを思い浮かべるかもしれません。しかし、本当に重要なのは、その土地にすでにある自然を読むことだと考えています。山がどちらにあるのか。田園はどちらへ広がっているのか。風はどちらから抜けるのか。季節によって景色はどう変わるのか。山灯の家では、建築の形を先に決めるのではなく、敷地の条件に素直に応答することで住まいをつくりました。春の植物。夏の風。秋の田園。冬の山。季節の変化を特別な場所へ出かけなくても、日常の暮らしの中で感じられること。それも、この土地に家を建てる価値だと考えています。
梶浦博昭環境建築設計事務所では、美濃加茂・岐阜・名古屋・愛知・三重で、親の敷地に建てる家、敷地内同居・親子近居、田園や自然環境を生かした注文住宅を設計しています。
「親の敷地のどこに家を建てればよいか分からない」「母屋との距離をどう取ればよいか迷っている」「田園や山の景色を生かしたい」「風通しのよい家にしたい」「通り土間や和室を現代の暮らしに取り入れたい」など、配置や間取りが決まる前の段階からご相談ください。
親子近居・自然を生かした家・注文住宅の設計事例について詳しく見る →

山灯の家|親の敷地に建てる、田園風景と通り土間のある住まい|美濃加茂・岐阜・名古屋・愛知

【親の敷地に家を建てるとき、空いている場所に置くだけではない】
岐阜県美濃加茂市に計画した「山灯の家」。母屋や倉庫などがすでに建つ敷地に、子夫婦のための新しい住まいを計画しました。親の敷地に家を建てる場合、建てられる場所だけを見て配置を決めてしまうと、母屋との距離や動線、庭、周囲の景色を十分に生かせないことがあります。山灯の家では、まず敷地全体を見ました。既存の母屋や倉庫。北側の山。南側に広がる田んぼ。土地の高低差。光の入り方。風の通る方向。新しい住宅だけを考えるのではなく、すでにその場所にあるものとの関係から配置を決めています。
【北の山と南の田園を、住まいの軸にする】
敷地は周囲より少し高い位置にあり、北側には山、南側には田園が広がっています。建物に囲まれた都市部とは異なり、光や風、遠くへの視線を得やすい土地です。そこで、南側の伸びやかな方向へLDKを配置しました。大きな窓をつくること自体が目的ではありません。どちらへ視線を伸ばせば、この土地らしい風景が見えるのか。どちらから風を取り込めるのか。その土地が持っている条件を読み取り、日常の居場所へ結びつけています。
【通り土間の先に、シンボルツリーを置く】
南側の玄関から入ると、通り土間の先にシンボルツリーが見えます。玄関を単なる出入口にせず、外から室内、庭へと視線が続く場所にしました。通り土間は、住宅の中と外をつなぐ中間的な空間です。靴を脱ぐ。人を迎える。庭を見る。隣の和室へ入る。昔の日本住宅にあった土間の考え方を、現在の暮らしに合わせて使っています。
【和室は、客間にもLDKの一部にもなる】
通り土間を介して和室を配置しています。普段は独立した客間として使うことができます。一方で、引き戸を開け放てば、通り土間やLDKとつながる一体的な空間になります。来客時には落ち着いた一室。家族が集まるときには、大きな居場所の一部。用途を一つに固定せず、暮らしに応じて使い方を変えられる住まいとしました。
【南北の窓で、風の通り道をつくる】
山灯の家では、南側だけに窓を集めているわけではありません。南北の両方向に開口を設け、家の中を風が抜けるようにしています。南から北へ。北から南へ。風の方向は季節や時間によって変わります。土地にある風を遮るのではなく、その流れを建物の中へ受け入れる。通り土間や開口の配置も含めて、住宅全体を風の通り道として考えています。
【自然を生かす家は、自然風に見せる家ではない】
「自然を生かした家」というと、木を多く使ったり、庭をつくったりすることを思い浮かべるかもしれません。しかし、本当に重要なのは、その土地にすでにある自然を読むことだと考えています。山がどちらにあるのか。田園はどちらへ広がっているのか。風はどちらから抜けるのか。季節によって景色はどう変わるのか。山灯の家では、建築の形を先に決めるのではなく、敷地の条件に素直に応答することで住まいをつくりました。春の植物。夏の風。秋の田園。冬の山。季節の変化を特別な場所へ出かけなくても、日常の暮らしの中で感じられること。それも、この土地に家を建てる価値だと考えています。
梶浦博昭環境建築設計事務所では、美濃加茂・岐阜・名古屋・愛知・三重で、親の敷地に建てる家、敷地内同居・親子近居、田園や自然環境を生かした注文住宅を設計しています。
「親の敷地のどこに家を建てればよいか分からない」「母屋との距離をどう取ればよいか迷っている」「田園や山の景色を生かしたい」「風通しのよい家にしたい」「通り土間や和室を現代の暮らしに取り入れたい」など、配置や間取りが決まる前の段階からご相談ください。
親子近居・自然を生かした家・注文住宅の設計事例について詳しく見る →

関連する建築事例 / Related Works